le tre colonne(レ・トレ・コロンネ)農園
ARMONIA(アルモニア)
~プーリア州 ベテラン職人が作り出す超高品質のエキストラバージンオリーブオイル ~
≪TOPICS≫
2018年3月11日に東京で開催されたJOOPにて当教室が取り扱いをさせて頂いているエキストラバージンオリーブオイル「ARMONIA(アルモニア)」が金賞を受賞いたしました!!
JOOP(japan olive oil prize)は、2013年にスタートした日本におけるオリーブオイルの国際コンテストです。
審査員は、全員国際的に活躍をしているヨーロッパで国家資格を取得しているオリーブオイル鑑定士たち。非常に高いレベルの審査が行われました。
審査員は以下の通り;
審査員長 PIETRO PAORO ARCA(イタリア)
審査員 MICHIYO YAMADA(日本), PABLO VOITZUK(アメリカ), SELIN ERTUR(トルコ), KONSTANTINOS LIRIS(ギリシャ), ANTONIO GIUSEPPE LAURO(イタリア)
エントリーオリーブオイル総数:250種類
受賞内容:エキストラバージンオリーブオイル ミディアム部門 金賞
★ ★ ★
南イタリアのプーリア州、Le Tre Colonne農園よりオリーブオイルを空輸にて直輸入しております。
《ラインアップ》
・ARMONIA(アルモニア) 3000ml
・ARMONIA(アルモニア) 500ml
・ARMONIA(アルモニア) 250ml
・PEPERONCINO(唐辛子) 100ml
料理教室の生徒さんは教室価格でご購入いただけます。
(過去に当教室に通った方は生徒さんと見なしております)
◆一般の方のご購入は下記販売代理店からとなります◆
株式会社バハブラット
こちらの農園さんは、家族経営ながらも、世界中で開かれるオリーブオイルのコンテストで毎年銀賞・金賞を受賞する農園さんです。農園主のサルバトーレ(SALVATORE)氏は、常に農園を歩き回り、すべての樹の健康状態を日々観察してオリーブの樹を子供のように大切に育てていますので、どの樹もとても元気で、風通しがよいため、葉たちがお日様を浴びて気持ちよさそうに揺らめいています。
収穫は早秋。
オリーブの実の成熟度合いを確認すると、すぐさまオリーブの収穫をスタートさせます。
成熟する前の若い実を収穫するのですが、サルバトーレ氏は言います。「早熟なだけではまだ収穫はしない。早熟だが、今だ!と話しかけてくる果実を採るんだよ。」
驚きです。
収穫が始まると、半日も立たないうちにオイルが出来上がります。
家族総出のオリーブ作り。情熱はもちろん、家族が仲が良いからこそできることです。
サルバトーレ氏が作り出すオリーブオイルは、ポリフェノールの値がとても高い!
ポリフェノールの値が高いと、良いことが沢山あります。
まずは、オイル自体が劣化に対して耐性があること。つまり、オイルがヘタりにくいのです。それは調理中にも現れ、そして食後の胃もたれのしにくさ にも表れ、さっぱりとしたお料理に仕上がります。
そして、ポリフェノールが持つ抗酸化力が強いため、オイルがいつまでもサラっとして元気なため、心地よい香りが持続します。
その上、複数存在する抗酸化物質は、体が酸化に傾くのを防いでくれます。オイルの中にはビタミン類も多数含まれており、日々、炒め油や仕上げに使っていただくことで、それらの栄養素を無理なく継続的に摂取することが出来ます。
無理なく良質な栄養が摂取出来たら・・・とても手軽で理想的ですね。
こちらのオイルをレッスンでも使っております。
仕上がりが軽く、お料理がとても美味しくなります。
それを実感して頂き、良質なオイルを使う理由を体感して頂けたら幸いです。
搾りたてのオリーブオイル!とっても良い香り!!
農園主 サルバトーレ氏
マンマの手作り絶品ランチ。テーブルにはいつもオリーブオイル。お醤油の感覚で料理に掛けて頂きます。
オリーブオイルの世界的著名なコンテスト、フロスオレイで
97点という超高得点の評価
《オイルご紹介》
●〇●Armonia(アルモニア)
【香りの特徴】 フレッシュアーモンド、もぎたての葉、ローズマリー、セージ、パセリ、ルッコラなど
【味わいの雰囲気】 しっかりとしたボディーを持つオイル。辛みや苦みもしっかりとしており、ルッコラを食べているような清涼感が広がる。
【お料理】 生牡蠣にレモンやネギを使わずにアルモニアをさっと掛けて。豆類と相性が良いので、豆を使ったパスタにも。肉との相性は抜群!牛、豚、羊、イノシシなど、様々なお肉とお召し上がりください。煮込みに使用すると後味はさっぱりとしながら、心地良いコクが出ます。マグロやカツオに使っていただくと魚の臭みが抑えられて美味。サラダにはぜひハーブやナッツと一緒に。ポリフェノールがしっかりとしたオイルなので、炒め油としてご利用いただくと、お料理がさっぱりと仕上がり胃もたれしづらく大変お勧め。
●〇●Peperoncino(ペペロンチーノ 唐辛子練り込みオイル)
【香りの特徴】 豊かなフレッシュ赤トウガラシの香り。
【味わいの雰囲気】 唐辛子の辛みがしっかり。辛さの中に唐辛子が持つコクも感じられます。
【お料理】 ジャンル問わず、辛みを足したいお料理に何でも合います。麻婆豆腐に最後に掛けたり、ピザの上からも。ピーマンと一緒に使うとしし唐を使っているような辛みが表現できます。トマトソースに加えると心地よい辛さが後を引くお料理に。肉にも魚にも野菜にも、何にでも使える辛いオイル。ラー油の代わりに使える、後味さっぱりなオイル。少量ずつ使うので1本で十分楽しめます。
レ・トレ・コロンネ(Le Tre colonne)農園は、南イタリアのかかと、プーリア州にあります。
イタリアの農園はどこも小さく家族経営が多いのですが、こちらの農園もファミリーでオリーブを育てています。
農園主のサルバトーレ氏は、「広い農地でオリーブを育てたら、自分の目が行き届かない」と言っていました。
オリーブの樹はとっても長生き。1000年も2000年も生きる長寿の樹なのです。そんな長寿な樹だからこそ1本1本大切に育てているのです。
サルバトーレ氏のおじいちゃんもオリーブ栽培に携わっていましたが、その頃から使っていた農園の名前が「Le Tre colonne」。
これは、三つの柱という意味があります。
おじいちゃん、そしてサルバトーレ氏、サルバトーレ氏の息子のミケーレ。この3人を意味する、家族を表した言葉。
今はおじいちゃんの代わりに娘のマリアが加わっています。
オリーブ栽培は全天候型農業。
そのため、年によってオイルの味や香りが異なります。
それを「出来の良い年」「出来の悪い年」という表現をされがちですが、私は「今年のオイル」として捉え、毎年の異なるオイルの違いを楽しんで頂けたらうれしいなと思います。同じ味が作れない・・・これは天然である証です。まさに天からの恵みなのですね。
春になると、オリーブは白くて可愛らしい金木犀のような花をつけます。ですが、私たちが知っている金木犀のかぐわしい香りは漂いませんので、オリーブ畑にはミツバチが来ないのです。花粉は風任せになるため、春の花の時期の風は受粉にとって大切な要素。こちらの農園は海からも近いため、心地よい風が吹く春は受粉はバッチリなのです。
春に花を咲かせたオリーブは、やがて花が落ちオリーブの実が成ります。
夏の強い日差しを受け、オリーブはどんどん成長してゆきます。
オリーブの樹は毎年枝を長く延ばし、その延びた枝にたわわに実がなり、それが少しずつ色づいて熟成してゆきますが、こちらの農園は熟す前の緑の状態で収穫します。まだ熟していない緑の若い実にはポリフェノールが豊富に含まれているので、搾ったオイルはポリフェノールをたっぷりと含んだ良質なオイルになるのです。
熟していない果実から取れるオイルは実はとても少ないのですが、量より質を重視するサルバトーレ氏の情熱が良質なオイルを作り出すのです。
秋になるといよいよ収穫!
収穫に適した実が成った樹を見極め、収穫が始まります。
収穫が始まったら、すべてのオイル作りが終わるまで彼らには休みはありません。オリーブの成熟は待ってくれません。「最適な状態」で収穫するためにはスピードが大事。収穫したらすぐさま工場へ持ち込んで搾油。枝から離れたオリーブ果実はその場から劣化が始まります。摘んだらすぐに工場へ持ち込める自社工場を持つこと。これは良質なオイルを作るためにとても大切な要素。収穫して工場で搾油、これを延々と繰り返して秋が過ぎてゆくのです。
あまり知られていませんが、収穫の初めの時期に絞られたオイルと、後半に絞られたオイルでは風味が異なります。オリーブの熟度が変わるからです。
収穫初めの時期に絞られたオイル、これをノヴェッロ(NOVELLO)と言い、ボジョレー・ヌーヴォーのように、搾りはじめを楽しむ1年に1度だけのオイルとなります。ノヴェッロは品種の特徴が素直に表れ、そして1年で最も風味が良く栄養価も最も高い時期のオイル。当教室でもこのノヴェッロを輸入しております。
こちらの農園は、オリーブの実とそしてオリーブの樹を傷めないように、幹ではなく枝に機械を当てて丁寧に収穫をしてゆきます。収穫した実は下へ落ちるので、地面に着かないように地面にネットを張ってオリーブを保護。同時に、先に落ちて腐った実などを間違えて一緒に収穫することがなくなくなります。ネットは大事な役割をしています。
こうして収穫された実はすぐさま自社工場へと運ばれ、まずは小枝や葉を取り除き真空状態の機械の中で空気に触れずに圧搾され、数時間後にはオイルになります。
美味しいオイル、質の高いオイルは元気なオリーブの果実からしかできません。元気な果実は、健康なオリーブの樹から作られます。
健康なオリーブの樹は、健全な大地で育ちます。
大切なのは土、雨、風、太陽、そして育てる人・・・すべてなのですね。
工場でも作り手は気が抜けません。どんな良質なオリーブ果実を使用しても、搾油で失敗しては良質なオイルを絞れません。
機械のコントロールこそが、オイルの良し悪しを決めるからです。
工場では大きな音を立てた機械がフル稼働!それは夜遅くまで、時には朝方まで続きます。
こうやってオイルが出来上がり、当教室へと届きます。
こちらの農園さんに何年も通っておりますが、収穫時期は本当に休みなしです。出来上がったオイルを手にしたとき、大きな大きな感謝の気持ちがあふれてきます。だからこそ大切に使いたい、と思うのです。皆様の手に渡るまでの保管も当方でもきちんとさせて頂いております。農家さんへのリスペクト。
オリーブオイルは世界中でコンテストが行われています。
厳しく育てたオリーブの樹から丁寧に作られたオイルは、毎年世界中のオリーブオイルコンテストで銀賞・金賞を受賞しています。
壁には一面の表彰状が・・・もう貼るところがありません。
丁寧な作り手、情熱のある農園の証。
収穫が終わると、沢山の実を付けたオリーブの樹をねぎらう、剪定(せんてい)が行われます。剪定とは、枝を切る作業。
体力を使ったオリーブの体の負担を軽くしてあげるこの剪定はとても重要な作業。
剪定次第で翌年の実のなり方が変わります。
樹には個性があります。光の当たり具合、土地の傾き方、風の通り・・・1本1本微妙に異なる環境で育つので生き抜くため個性が出てきます。
剪定はプロの仕事。この個性を瞬時に把握し、1年先、3年先が見通せないと切る場所が分からないのです。
正しく切らないと、実の悪い樹になってしまいます。そのため剪定は1本1本、自分たちの手で行い、時にははしごにも上ります。
そして冬。
プーリア州は南にあり、冬もわりと温かい地中海性気候。
オリーブの樹は春に向けて体を休めることができます。
こうやって次の春を迎えるのです。