オリーブオイルとサラダ油のはなし


なぜ、今『オリーブオイル』なのか。

 

オリーブオイルには、色があります。

 

サラダオイルには、色がありません。

 

 

 

オリーブオイルには、香りがあります。

 

サラダオイルには、香りがありません。

 

 

この差って何なのでしょうか。

 

この差は『精製』をしているか、していないかの差です。

『精製』とは、オイルをきれいにすることなのですが、この精製という工程を経るとオイルの原料が持っていた栄養や特徴が無くなり、無味無臭になります。

 

オリーブオイルの原料は、オリーブというフルーツ。

ごま油の原料は、ごまの種。

菜種油の原料は、菜種。

コメ油の原料は、米糠。

 

では、サラダオイルの原料は?

サラダという野菜やフルーツはありません。サラダオイルの原料は、主に大豆や菜種などで、これらをブレンドして作られています。大豆は体に良いことが古くから知られており、お醤油や味噌、納豆や豆腐などの原料となり私たちにとって身近な食材の一つ。菜種も骨にカルシウムを沈着させる作用を持つビタミンKを豊富に含み、日本では古くから高級油として使われてきました。

であれば・・・サラダオイルは栄養豊富な油のはずです。

ところがサラダオイルは栄養成分を含まない油なのです。

 

サラダオイルを作るとき、大豆や菜種という油分を含んだ種が原料なのですが、種というのは固くて油の抽出が困難なので、オリーブオイルのように実を粉砕して練り込んで絞るだけという単純な手法では油の抽出が難しく、そのため高温にさらして油の抽出をしやすくしたり、低温にして油を固めたり、水素を添加したり、薬品を投与して油を抽出し、そしてその薬品を取り除き、無駄なく油を抽出するために人工的な工程をいくつも経ながら作ってゆきます。

 

 これらの工程の中で、原料が持っていた栄養成分はなくなってしまいます。 

 

オリーブオイルも含め、植物性油は1g当たり約9キロカロリーあります。精製された油は、油であることは変わらないのでカロリーは精製前と変わらず1gあたり約9キロカロリーあります。栄養成分を豊富に持ち、体の外へ排出されやすい9キロカロリーのオリーブオイルと、栄養成分がなく中性脂肪として体内に蓄積されやすい9キロカロリーのサラダオイル。これは大きな差です。

 

そしてもう一つは『原料への安心感』という点に違いがあります。

オリーブオイルの原料であるオリーブは、今現在遺伝子組み換えの樹が存在していません。ですが、サラダオイルの原料は遺伝子組み換え大豆などを使用しています。そのため、たくさん作れるので安価になるのです。

 

値段は高いが栄養価が豊富で原料に安心感のあるオリーブオイル。

値段は安いが栄養価はゼロ、原料に不安が残るサラダオイル。

 

あなたならどちらを使いますか。

 

 

【オリーブオイルが持つ主な栄養素】

ビタミンA(粘膜保護)、ビタミンE(美のビタミン)、

ビタミンD(カルシウムに働く)、ビタミンK(カルシウムに働く)、

スクワレン(臓器の修復)、オレウロペイン(鎮痛効果)、

クロロフィル(抗酸化物質)、ポリフェノール(抗酸化物質の総称)  など

 

【サラダオイルが持つ栄養素】

なし